
11月4日夜King & Prince3名が脱退退所という激震が走りました。
海外進出が現実とならない中、メンバーの方向性の違いによる脱退、退所と報道されていますね。
ジャニーズ派閥問題、海外で活躍するボーイズグループ低年齢化や後輩の活躍への焦りといった退所理由についてご紹介していきます。
外からは至って順調に見えていたキンプリの活動にも色々と綻びや若さゆえの葛藤があったようです。
*ティアラ=キンプリのファンネーム


1|ジャニーズ派閥問題
−1|ジャニー喜多川氏の存在

ジャニーさん亡き後退所された方々です。
退所理由はそれぞれ、本当に円満だったんだなと思える方から「?」を付けざるおえない方まで。
ジャニーさん亡き後、留まる事に躊躇が無くなった事は共通項としてありそうですね。
ジャニーさんが居る事で藤島ジュリー氏、飯島氏といった派閥があっても統制が取れていたのでしょう。
後に、ジャニー氏さへジュリー氏への統制が効かなくなっていったとされています。
要のジャニー氏も亡くなりタッキーも退所となった今、ジャニーズ事務所大丈夫なのか。という声も上がっている状況はご存じの通りなのではないでしょうか。
そして追い討ちをかけるように、キンプリ3人の退所発表ですから、ジャニーズファンのみならず気になりますね。
−2|ジャニーズ派閥最新状況

タッキーが退所した事により、実質、ジャニー喜多川氏の姪にあたる藤島ジュリー景子氏の一統状態という事が現状最新の派閥状況ではないでしょうか。
中立派と言われる、もともと派閥に属さないメンバーもいますが、それがジャニー派とされていました。
中立派の「タッキー&翼」のタッキーがまさかの副社長となった事で、タッキー派が産まれる事になります。
その代表格と言えるのが、今や飛ぶ取り落とす勢いの「SnowMan」ですね。

SnowManはジュリー派に移管済みとも言われていますが、タッキー退所の今、冷遇の可能性を案ずるファンも居るようです。
過去にジュリー氏と激しくやり合っていたとさる、SMAPを育てた名マネージャー飯島氏が居ましたが、すでに退社済みでSMAP元メンバーである新しいの地図(香取慎吾・草彅剛・稲垣吾郎)と別会社を立ち上げていますね。
−3|キンプリは中立派(ジャニー派)だった
King & Princeは中立派・ジャニー派に属していました。
ジャニー氏亡き後はジュリー派に移管したと噂もされています。
ジャニーさんの"スペオキ"とも言われていた平野紫耀率いるキンプリは、ジャニー氏から自分達の好きなようにやればいい、それが正解だから。と、意志を尊重されていたようです。
また、海外進出の夢も一緒に持っていたそうです。
その事から、与えられた曲を歌うのではなく自の意志でオーダーをしたり、演出もこだわっていたそうです。
−4|松本潤プロデュース申し出拒否による冷遇
嵐はジュリー派でジュリー氏にとっても、大成功グループ中のグループになりますね。
という事でもスペオキグループの嵐の松本潤がキンプリを気に入り、ライブのプロデュースを申し出たが、キンプリがそれを断った事があるそうです。
上記で述べた、自分達の意志を尊重した結果なのでしょうが……
この一件から、ジュリー氏のキンプリへの冷遇が始まったのではないかとも言われています。
ジュリーさんはキンプリに冷淡になったと言われています。ジュリーさんが嵐を育てましたからね。実際、テレビ局がキンプリを使いたいと懇願しても、なかなかOKがもらえない時期があった
東スポWEB
キンプリは人気とは比例せず、冠番組を持てたのも2022年と、デビュー前から冠番組を持つ事も少なく無いジャニーズとしては異例の遅さの理由とされています。
ましてやジャニー氏との夢と約束である海外進出に向けては耳も貸さない状況だったのかもしれないですね。
2|アイドル低年齢化と後輩の台頭
−1|海外進出するのはもう遅いという理由
今回の退所に際し平野紫耀が出したコメントに、もう遅いという内容がありました。
「改めて自分の年齢と向き合ったときに、グループのそれぞれの活動方針を踏まえた上で全力で取り組んだとしても、もう遅いなと感じてしまい目標を失い、今回の決断に至りました」
YAHOO!JAPANニュース

確かに、アイドルの低年齢化は加速しているように思います。
そして今回退所を決めた3人が言う海外といった言葉の中に韓国系アイドルの存在は大きいのでは無いでしょうか。
アジア発として人気といえば「BTS」ですよね。
2022年時点、メンバー最年長が29歳、最年少が25歳です。
BTSが初めてビルボード1位を獲得したのは2018年。いまから4年前です。
ちょうど、最年長がキンプリ退所メンバーと同年齢です。(平野&神宮寺25歳・岸27歳 2022年)
そして、BTSはアジア圏では2013年頃から人気となっており、日本でのパフォーマンスも2013年に果たしています。
当時最年長メンバーでも20歳、最年少メンバーに至っては16歳です。
BTSのみならず海外を見据えたトレーニングを重ねてきたハイパフォーマンスな韓国系アイドルが次々排出される中、遅いと感じてしまったのかもしれません。
−2|SnowManやなにわ男子の勢い
King & Princeデビューは2018年、名前からして王道のジャニーズグループがデビューしたなと思ったのではないでしょうか。
期待を裏切る事なく、顔面偏差値は高くキラキラしたアイドルで人気は不動のものになっていますね。
キンプリデビュー以降2年間は新たなデビューは無かったが、2020を境にデビューが相次ぎます。
<SnowMan>

2020年デビューのSnowManはデビュー当時はSixTONESに少々遅れ気味かのような空気はありましたが今や、ジャニーズ1忙しいグループに成長したのではないでしょうか。
また、ジャニーズとは思えないほどのパフォーマンスや歌唱力の高さでも有名ですよね。
シングル売上も100万枚を超えるなど、昨今では信じられない数字を叩き出しています。
Snow Manが2021年9月に発売した1stアルバム『Snow Mania S1』(スノーマニアエスワン)が、週間0.2万枚を売り上げ、9月27日発表の最新「オリコン週間アルバムランキング」で累積売上を100.1万枚とし、ミリオンを達成した。
ORICON NEWS
2022年10月時点でキンプリ約93万人、SnowMan86万人とファンクラブ会員数も後少しで追いつく状況。
パフォーマンス力、活躍の状況を踏まえても焦りは多いにあったのは間違いなさそうですね。
<なにわ男子>

なにわ男子は生粋のジュリー派として2021年にCDデビューを果たしています。
デビュー前から次々にレギュラー番組出演が決定し、CDデビューを前にアリーナツアーを実施するほどの人気を見せています。
(同ツアー内にてCDデビュー発表となる)
王道ジャニーズ路線=キンプリ路線 であると世間では認識はされているなにわ男子ですので、キンプリにとっては脅威でしかありませんよね。
また、関西という事もあってかトーク力は鍛えられており、今後ワイドショーなどでも重宝される事は間違い無いでしょう。
−3|TravisJapan海外デビュー

なにより退所の後押しになったのは、TravisJapanの海外デビューだったのではないでしょうか。
TravisJapanは2022年3月下旬にメンバーでアメリカ留学、そして10月28日全世界配信リリースでデビューとなりました。
世間にこのニュースが流れたのは9月末文春によってでしたが、事務所内に居たキンプリメンバー達にはこれよりも先に計画が耳に入っていた可能性もあるでしょう。
そうなれば、自分達が成し遂げたい事を新たな形でデビューをさせていく事務所に対して、期待が持てなくなっていった可能性は多いにあり得ますよね。
国内市場としては最高のパフォーマンスをしてくれているキンプリですから、事務所としても敢えての選択肢はまだなかったのでしょう。
3|FC向け動画での違和感
−1|言わされている感しかない
動画を見たティアラ達が感じた違和感として
「言わされている」
というコメントがSNSで相次ぎました。
海外進出というのは間違いなく理由の一つだろうが、その前に大きな何かを隠しているような印象を受けたファンが多くいたようです。
ジャニーズ事務所でなくても会社を辞める時というのは、表だった理由以外に蓄積されてきた想いや、耐えられない何かがあるでしょう。
日々脚光を浴び続ける彼らならではの想いはそれはそれはあったのでしょう。
それを公にする訳にもいかず、ファンに対しては申し訳ない不本意な動画となってしまったのでは無いでしょうか。
退所する3人は概ね「海外」という話を、残留2人は「ファン」という話ですれ違っていたようです。
−2|いつものお辞儀と違いすぎる
不本意ながらの動画という事もあって、少しばかりの抵抗なのか、
ファンはいつもとお辞儀の深さが全然違う。と、すぐさまツッコミが入っていました。


特に、平野紫耀はいつもお辞儀は他メンバーよりも深々とする事から、今回のお辞儀にはものすごく違和感を覚えた形になったようです。
まとめ
✔️11月4日King & Princeのメンバー3名が脱退退所を発表
・2023年5月22日付 平野紫耀 神宮寺勇太
・2023年秋頃 岸優太
✔️ 2名はキンプリとして活動継続
・永瀬廉 高橋海人
✔️退所理由
・叶わない海外進出
・事務所内派閥
・新人の台頭
・アイドル低年齢化
✔️ キンプリのファン向け動画の違和感
・言わされている感が半端無いという世間の反応
・お辞儀の角度が少なからずの抵抗を意味している
5人での活動期どのような気持ちで応援したらいいのか、悩ましいとは思いますが、しっかり見届けたいですね。